Luz de Tokyo

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2006年 09月 21日

ままかり




アルゼンチンまではるばる地球を半周して届いた贈り物。
僕の誕生日を忘れずにいてくれた先輩ボランティア(すでに帰国)が、彼女の地元の名物を航空便で送ってくれた。

アルゼンチンに来てからようやく僕はその真価を知った。
その名は「ままかり」。
日本にいるときはほとんど興味なかったのだが、この先輩が今年初めにアルゼンチンを再訪した時に日本から持って来てくれたおつまみ煮干しにヤラレてしまった。
どうやら僕が煮干しとかスルメとかに飢えているのを覚えていてくれたらしい。

このままかり、ニシン科のサッパという魚の瀬戸内海沿岸での呼び方。
名前は酒盗やめしどろぼう漬と同様「ごはんが足りなくなってしまい、隣家からごはんを借りに行くくらいおいしい」というその味わいに由来しているそうだ。

ブエノスアイレスは幸い気温が上がってきており、冷たいビールを飲むには最高の季節が近づいてきている。
ままかりをビールのアテに…と考えるだけで、どこにいてもひとり笑いが漏れてしまうのである。
うひひひひ…。

嫌なことがあれば、嬉しいことがあるのも人生。
そう思わせてくれた先輩ボランティアに感謝である。

どうせ飲むならうまい酒。
どうせ酔うなら気分よく。



※画像は後日アップ予定
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by luz_esperanza_777 | 2006-09-21 05:25
2006年 09月 20日

カルチャーショック



あほらしいとは思うのだが、帰国まで4ヶ月もないというのに改めてカルチャーショックにやられている。
ま、実際のところカルチャーショックというほど大袈裟ではない。

  「まったくよぉ…」

とため息をつきながら飲む晩酌がヤケ酒気味になり、つい飲みすぎるであろう程度のショックである。


さしさわりがあるといけないので詳しくは書かないが、考え方の違いというべきか、物事のやり方、進め方の違いというべきか、そういうものの違いで非常にイライラすることが非常に多い。

「アルゼンチンは好きだが、アルゼンチンの会社で働くことを想像すると身の毛がよだつ」
といったところ。

まだまだ南米初心者なんだなあとつくづく思い、自分の中にひそんでいたニッポン人らしさに気づく今日このごろである。

さあ、はよう帰ってビールでも飲もう。
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by luz_esperanza_777 | 2006-09-20 07:41 | Dias en Bs.As.
2006年 09月 16日

春の休日




日曜日、ぽかぽかと、冬に冷え切った身体の中までゆっくり暖めてくれるような陽射し。
こんなのどかな日をアパートで過ごすなんて、もったいない。
カメラをデイパックに詰めて、ラプラタ川そばの公園へ出かけてみる。

遊歩道とベンチがあるだけの公園だが、東京近郊の雑木林のように、木々の間から大都会の高層ビルが見える。
寒い日が続いたあとだったので、マテのセットを持って日光浴にきた人で大賑わい。
自動車やバイクの乗り入れが禁止されているので、サイクリストも多い。
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広大な公園は自然保護地域にもなっていて、野鳥がたくさんいる。
アルゼンチンの動植物の名前も生態も知らないので、こうして何も知らずに眺めているだけでは何か損している気持ちになる。

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ラプラタ川を臨む河原に出てみる。
大都会に生まれ育ったブエノスアイレスっ子は、この茫々とした水面のむこうに何を想うのだろう。
この街がハカランダの青に染まる春は、もうそこまで来ている。
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by luz_esperanza_777 | 2006-09-16 08:29 | Dias en Bs.As.
2006年 09月 16日

水槽内の異変




ふと気がつくと、黒出目金の藤兵衛の左胸ビレがない。
そういえば花奴の尾ビレも形がおかしい。
…………こりゃ、ひょっとすると。

こんなとき頼りになるのは『家庭の医学』ではなくてインターネット。
どうやら細菌性の尾ぐされ病というのが該当しそうだ。
治療には塩水浴がいいらしい。
さっそくバケツいっぱいの5%食塩水を作り、金魚どもを隔離。
ひとり暮らしになったホセは、水槽内で悠々と気ままな生活を楽しんでいるようだ。


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緑色のバケツの中を泳ぐ金魚。
久しぶりに、マジッド・マジディの映画が見たくなった。
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by luz_esperanza_777 | 2006-09-16 08:11 | Dias en Bs.As.
2006年 09月 06日

日舞



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同期ボランティアが活動する団体の日本舞踊発表会。
撮影を頼まれたので、カメラを担いで会場となる沖縄県人連合会へ。
日本舞踊を指導するシニアボランティアが中心となり、40に及ぶ演目が上演された。
客席も満席となり、立ち見が出るほどの盛況ぶり。
出演に裏方にと駆け回るボランティアを見ていると、「ああ、仕事してるなあ」とつくづく羨ましくなる。

アルゼンチン各地の日舞グループのほか、ブエノスアイレス周辺のボランティアのほとんどが出演。
極めつけはIさんの女装と、ボランティアや知人4人による「夢芝居」。
穏やかな顔とボウズ頭のせいで「仏教会の方ですか?」としばしば訊かれるIさんは、カツラをかぶってなよやかに舞う。
そのなりきりぶりに、客席は大喜びである。
「夢舞台」はその日一番の大仕掛け。
最後には取材団体の旗まで出てきて、これもまた大ウケ。
トリは当日の立役者、シニアボランティアのFさん。
その踊りは素人目にもさすがである。
カメラを構えていて、絵になるというのがその証拠。

当日の撮影はスチールの僕のほかにビデオ撮影の業者が入っていたほか、自主的に撮影にきたというカメラマンが2人。
しっかし、みんな動かねえ。
ビデオは三脚に据えたまんまで、客席後部から回しっぱなし。
プロとかいうカメラマン2人はズームレンズとストロボつけたカメラで2階回廊からステージを撮っていたが、これもまた動かない。
僕は舞台撮影の専門家でもなんでもないので何ともいえないが、そんなもんですか。
終了後に「あの人たち、プロですって」と知り合いが教えてくれたが、そんな“プロ”と話す気も話題もないのでさっさと退散。
帰り道、「あのプロとかいうカメラマンたちに撮影したもんを見せてもらえばよかったかな」とちらりと思う。
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by luz_esperanza_777 | 2006-09-06 03:41 | Dias en Bs.As.