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2005年 06月 25日

Baile Griego

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コンフェデ杯・日本-ギリシャ戦があった、その夜。
結果を知らないまま、ギリシャ料理のレストランへ行った。
もちろん悪気はない。結果を知らなかったのだから。

店に入ってから、日本の勝利を知った。
ゴメンナサイ。

でも、店の人も、料理も、とてもよかった。
ウゾまでサービスしてくれた。

そして、極めつけはギリシャ舞踊。

ハネるは、回るはで、すごく激しい。

おまけに頭で皿を割る。

最終的にはテーブルを口にくわえてグルグル。
感心もするが、おニイちゃんの口元から流れ出す多量のヨダレも気になる。

ギリシャの民謡はどこか中東の響き。

僕がギリシャに対して抱いているイメージは、白と青。
と同時に、村上春樹が「遠い太鼓」に書いているような、シーズンオフの島の、あまりサマにならないイメージもある。

いつの日か、ギリシャへ。
したたかに、ウゾに酔いしれるために。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-25 23:35 | Dias en Bs.As.
2005年 06月 25日

Pancho

大人も、子どもも大好き。
ほとんど肉の味がしない、混ぜ物ばかりのソーセージをはさんだホットドッグ。
その名は「パンチョ」。

サイズは大小あって、大きな「スーパーパンチョ」は長さ20~25センチくらい。
上にパパ・フリッタ(ポテトチップ)を振りかけたものもある。
Mayoneza(マヨネーズ)やMastaza(マスタード)、Quechup(ケチャップ)はお好みで。
だいたい1ペソ(≒30円)前後。
ちょっと小腹がすいたときの、おやつ代わりだ。

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父さんの肩の上で、自分の顔より大きいパンチョをパクリ。

素敵なロサリーナになってね。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-25 01:43 | Dias en Bs.As.
2005年 06月 23日

白昼夢


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実際に見えている光景なのに、どこかつくりもののように感じることがある。

ロサリオの、旗の日の祭典の会場そば。

あまりにファンタジック。
なぜ彼女がそこにいるのかを理解するのにずいぶん時間がかかった。

会場を見下ろす場所で、ビデオカメラを抱えて開始を待つ女性。

彼女は「現実の記録」という、きわめてリアルな行動のためにそこにいる。

僕は、うっとりとそれを眺める。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-23 12:27 | Viajes
2005年 06月 23日

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薄い布の下にもぐりこむと、手が、身体が青く見える。

ふわふわと動く布の質感と、そのむこうに透けて見える世界。

少年が住む街は青くぼやけ、白くかすんでゆらめく。

数百メートル、いや、数キロに及ぶかもしれない、長い長い幻想。

ロサリオの旗の日。

元気な子どもたち。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-23 12:19 | Viajes
2005年 06月 23日

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人が、夢と現実を区別しはじめるのはいつごろからだろう。

青空と風船。

かたぐるまの少女。

彼女の夢はまだ、大人が語る「それ」になってしまってはいない。

夢は、取り戻せるのか。
取り戻すべきものなのか、それとも。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-23 12:18
2005年 06月 23日

Rosario

ブエノス・アイレスから300km。
コルドバとならんでアルゼンチン第2、第3の都市といわれるロサリオ。

祝日「旗の日」(6月20日)には大きな祝祭が行われる。

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午前、前日までの厚い雲は跡形もなく消えていた。

空の青に、国旗の青。

清爽な色彩のせいか、雑踏も苦にならない。

僕にとって、ナショナリズムや愛国精神はどうでもいい。

何かを祝おうとする人たちの笑顔に拍手。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-23 12:15 | Dias en Bs.As.
2005年 06月 17日

すべてと、ぼくとを結ぶもの


c0045153_15451368.jpgひなたをかすめ、
ひかげをくぐり。

青葉をしげらせ、
枯葉を朽ちさせ。

通り抜け、流れ去る、
なめらかなもの。

すべてと、
ぼくとを、
結ぶもの。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-17 15:45
2005年 06月 17日

なにもほしくないとき

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  なにもほしくないときがある。

  梢が風に揺れる。

  ちいさな音が聞こえる。

  すべてが目の前にある。

  自分さえ許したくなる。

  投げかけられた光を、つかみとった瞬間。

  その大いなる息吹に、つつまれた時間。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-17 15:42
2005年 06月 17日

雨水

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清冽ではない。

街の塵埃が溶け込み、
薄黒く穢れている。

冷徹ではない。

アスファルトの上で、
なまぬるく変わっている。

ただの雨水に
手をひたしたくなったとき。

ひとかけらの美さえもない日常を、
いとしく思うとき。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-17 15:38
2005年 06月 17日

眠らずにいる夜

午前2時のブエノス・アイレス。

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覚醒。

薬を服用しているので、酒も飲めない。
手元にある本もあらかた読んでしまった。

そとは雨。
でも、寒くはない。

濡れて光る石畳の道。

音楽を止めると、雨だれのおとが大きくなる。

自分以外のすべては、ひっそりと寝静まってしまった。

たったひとり、隔離されてしまったかのような錯覚。

僕がここにいることを、誰も知らない。

僕がこのまま、誰とも接触しなかったら。

いっそのこと、自分自身を世界から隔離してしまったら。

そこにあるのは、否定と、諦念だけ。

だから引力に逆らってまで、此岸に踏みとどまってきた。

雨がやんだら、きっと。

自分の存在を、取り戻したあとで。
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by luz_esperanza_777 | 2005-06-17 15:30